消防士の給料ってどれくらい?
みなさんが気になる消防士の給料について紹介しようと思います。
私は、中核市の都市で消防士として働いており、消防8年目の士長の階級で主任です。
令和6年10月の給料
結論から言うと、令和6年の私の給料は手取りで
292100円
でした。
内訳は以下の通りです。
基本給 | 260800 |
扶養手当 | 10000 |
通勤手当 | 14600 |
住居手当 | 25700 |
特殊勤務手当 | 8200 |
休日勤務手当 | 38800 |
夜間勤務手当 | 7200 |
支給合計 | 365300 |
共済短期 | 18000 |
共済保険 | 700 |
共済長期 | 34700 |
共済退職 | 2800 |
所得税 | 8900 |
県市民税 | 15000 |
厚生会費 | 1300 |
控除額合計 | 81400 |
給料の詳細
基本給
基本給は、毎年1月に変更があります。基本的に昇給してきます。
ここは、仕事をしていくうちに勝手に上昇し、さらに、昇任試験を受けて階級をあげることでも上昇します。
扶養手当
私は、3人家族で、0歳の子供を扶養しているので、毎月1万円の扶養手当を受け取ることができます。
通勤手当
私は、電車で通勤していますので、その運賃がでます。
住居手当
私は、賃貸のアパートを借りていますので、その補助がもらえます。
家賃の値段によって、手当の額は変わってきます。また、上限もあるので、家賃が高いほどいいというわけではありません。
特殊勤務手当
ここは、毎月変動するところです。
災害が多ければ、多いほど高くなります。災害1件に対して、いくらか決まっています。また、救急救命士や救助隊員、機関員で勤務していても、手当がもらえます。
出動が多い救急隊は、高い傾向にあります。
働く消防本部によって、支給の要件は異なります。
休日勤務手当
災害は24時間どこで起きるかわかりません。そのため、消防士は土日祝日も働かなければなりません。
働かなくてもよい祝日に働くので、手当がつきます。
1日働くだけで1万以上手当がつくので、とても得した気分になります。
10月は2回あったので、4万円くらいになります。年末年始、ゴールデンウィークは、給料がよくなります。
夜間勤務手当
消防は24時間勤務で朝から次の日の朝まで消防署にいなければなりません。
夜間働くので、そこに手当がつきます。
飲食店等のアルバイトでも、深夜帯は時給があがりますよね。それと同じことです。
控除
税金や会社の保険等が支給合計から控除されます。
まとめ
消防士の給料は、災害の件数や祝日があるかで毎月かなりかわってきます。
みなさんが想像するより多かったですが?少なかったですか?
消防士がどんな仕事か少しでも知ってもらえればうれしいです。