【消防士の日常】-砂利の詰め作業-
今回は消防士の日常を紹介していきます。消防士の災害活動や事務処理以外のことを説明します。必ずしも必要ではないが、やる必要もないのではないかと思う業務です。
掃除
消防士は、24時間消防署で生活するので、消防署の掃除を行うます。私が所属する消防署は、平日は朝に簡単な掃除を、土日にしっかりと掃除をする感じです。
消防署は民間企業と違い、平日も土日も祝日も働くきます。民間企業が休みということは、来客や対外業務が少ないため、比較的時間をとることができるからです。
しかし、私はこの時間をもっと訓練にあてた方がいいのではないかと考えます。近年は、事務処理の量も増加したし、災害も多様化してきているからです。
一番やっかいなの、上司の中に掃除が好きでとことんきれいにしたがるような人がいることです。その人がいるだけでだいぶ掃除の時間が長くなります。
砂利つめ
今週の土日には、砂利つめを行いました。
私が勤務している消防署の庁舎周りはコンクリートではなくて砂利になっています。さらに、駐車場はその砂利の箇所を通らなけらばいけないので車の行き来がたくさんあります。そのため、轍ができて、凸凹しています。その凸凹を直すために砂利つめを行ったのです。
砂利を業者に搬入してもらい、自分たちで平らにする作業をしました。前日に勤務していた人が凹みがあるところに、砂利を詰めて、ある程度平らにしてくれたのにも関わらず、凸凹していると再度掘り起こして詰めなおしました。少し傾斜をつけないと水はけが悪くなるとのことでした。
ハンマードリル(救助資機材)やスコップ、くわなどを使って一回側溝の高さまで掘り下げます。そのあとに徐々に砂利を詰めて、平らに均していく。そして、平らにならしたところを機械を使って地面を固めるという作業を行いました。
一番最初に行う範囲を決めて、行ったが、2時間以上かかる作業でした。10人くらいで行ったが、役割がしっかりと与えられたわけではなく、手持ちぶさたの人も見受けられました。
最後の出来栄えを見ると、やはり業者にやってもらいたいと感じるだけだったです。
それだけお金がないということでしょう。
まとめ
今回は消防署の業務について紹介しました。災害対応や事務処理、広報活動、訓練以外のことも行っていると知ってもらえたでしょうか。消防はみんなでなにかをやるという風潮がある気がします。もし、消防士になって、上司から好印象をもらいたいと思うなら、こういった「みんなでやること」で貢献できた方がいいと思います。